こんにちは、kanataです。

今回は、作家を目指す人に向けた
スティーブン・キングの発言をまとめていきたいと思います。

(日本語は、個人の意訳です。)

 

まずは、こちらの本から 
stephenking
書くことについて (小学館文庫) [ペーパーバック]

原書: On Writing (English Edition) [Kindle版]

 

Good story ideas seem to come quite literally from nowhere, 
sailing at you right out of the empty sky: two previously 
unrelated ideas come together and make something new under the sun. 
Your job isn’t to find these ideas but to recognize them when they show up. 

良い物語のアイディアは、どこからともなく、やってきます。
関連性のなかった2つのアイディアが結びつき、何か新しいものになるのです。
あなたの仕事は、このようなアイディアを見つけることではなく、
このようなアイディアが、やって来たときに、それに気づくことです。 



 

“When you write a story, you’re telling yourself the story,” he said. 
“When you rewrite, your main job is taking out all the things that are not the story.”

 物語を書くときには、自分自身に物語を聞かせているのです。
そして、編集するときは、その物語とは関係のない部分を取り除くのです。

 


Writing is a lonely job. 
Having someone who believes in you makes a lot of difference. 
They don’t have to make speeches. Just believing is usually enough.

書くことは、孤独な作業です。
あなたのことを信じてくれている人がいるだけで救われます。
何か気のきいたことを言ってくれる必要はなく、信じてくれるだけで充分なのです。


 


 

書くことは、自分自身を催眠術にかけるようなものです。
毎日同じことをくり返す中で、トランス状態に入ることができます。
私は、毎朝起きて、妻と朝食をとり、テレビでCNNを見て、
お茶をいれてから、3時間半くらい座って書きます。

(動画0:42あたり)

 

トランス (英: trance) あるいはトランス状態とは、
通常とは異なった意識状態、つまり変性意識状態の一種であり、
その代表的なものである。その状態にもよるが、
入神状態と呼ばれることも、脱魂状態や恍惚状態と呼ばれることもある。

トランス (意識) - Wikipedia

 

 


「メモ帳を持っていますか?」ってよく聞かれるけど、
個人的には必要ないと思っています。良いアイディアというものは、
(メモらなくても)自然に、ずっと残るものだと思っているからです。
ストレーナー(ザルのようなもの)にパンくずを入れて、
ふるように、大きくない、大切じゃないものは落ちていき、
良いものや大きいピースのものは残ります。

 

アンダー・ザ・ドームのアイディアは
1973年に高校教師をしていたときのものです。

でも、当時の私にとって、そのアイディアは壮大すぎたし、
そのアイディアにとって、当時の私は幼すぎました。
25、26ページくらい書いた後、どこかに、しまいました。

アンダー・ザ・ドームの、
はじめのシーンは20代前半の頃に既に書いていました。
もう一度、それを書き始めたときは、当時の記憶を辿りながら書きました。
だから、本当に良いもの(アイディア)は残っているものです。
(動画0:30あたりから)

 

 

ときには、上手くいくけど、
自分が思ったようにいくわけではない。
登場人物や物語が導く先に行かないといけないように感じています。

だからプロットを作ることは好きでは、ありません。
プロットよりも、登場人物や状況が行き着く先に関心があります。
だから、物語の最終結末は、自分にも分からないんです。
こういう風に書こうと思って書き始めても、違った方向に行くんです。
(動画5:20あたりから)

 

 


何かがヒットする前に、1000通以上の
不採用通知を受け取るので、もう、どうってことありません。
それに慣れてくるし、そういうものだと割り切れます。
でも、どんなに小さいことでも、少しずつ学んでいくのです。
(動画2:45あたり)

 

 

作家というのは、芸術のスパイのようなものです。
あちこちに出没して、みんなが何をやっているのか観察して、
それを本に書くんですから。(動画3:50あたり)

 

 

本当に作家になりたいなら、やるべきことは、2つのことです。
たくさん読んで、たくさん書くことです。
自分のやっていることを継続して、快感をおぼえないといけません。
自分のやっていることが好きじゃないといけません。
(動画6:15あたり) 


 

 

 

物語が導いていく場所に行くだけです。
最後に何が起こるのか、自分でも、いつも分かりません。

以前、小説家が小説を書く物語を読みました。
トマス・ウィリアムズの「The Hair of Harold Roux」です。

彼は「小説を書くことは、
暗い平原にキャンプファイヤーを作るようなものだ」と言っています。

登場人物が1人1人、暗闇から、木材を持って出てきて、
キャンプファイヤーの中に入れ、火が大きく燃え上がり、
その周りで、登場人物たちが温まっているようなものだ、と。

私の書く作業も、それに似ています。

 

私の親しい作家の友達で、いつも、
小説を書くときは、最後の1行から書く人がいます。
自分にとって、それは、食事をする前からデザートを食べるようなものです。

書き方は人それぞれですが、自分は、そんな風には書けない。
自分にとって小説を書く楽しみは、完成品ではなく、過程です。
過程が好きなんです。

 

 

感想

 

スティーブン・キングの小説は、ほとんど読んだことがない。
(アンダー・ザ・ドームは、あらすじが面白そうで読み始めたけど、
TVドラマ版を見たとき、恐くなって、本を読むのも止めてしまった)

 

ほとんどの場合、
小説を読んで好きになってから、
それを書いた作家に興味を持つ。

でも、スティーブン・キングの場合は、反対だなって思った。
最近、彼の作品をもう一度読みたいと思うようになった。